月別アーカイブ: 2006年7月

鳥飼玖美子「危うし!小学校英語」

危うし! 小学校英語 (文春新書)

危うし! 小学校英語 (文春新書)

「小学校での英語教育必修化」に「待った」をかける鳥飼立教大学の著書。新書って色々読んでるけど、今のところ一番ハズレがないのが文春新書だという気がする。

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エンジニアに魅力的な問題を提起できる人間

404 Blog Not Found :「頭がいい」のデフレ

私にとって「頭がいい」人というのは、「誰も質問していなかった質問をする人」だ。「誰も答えてなかった質問に答える」も悪くないが、前者には劣る。

「質問をする」というのは「問題を出す、提起する」とも言い換えられると思います。「頭がいい」の話から逸れてしまうのですが、最近「エンジニアにとって魅力的な問題」を提起できる人間が日本に足りてないんじゃないのか、という思いがある。

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徹夜が出来なきゃIT業界で働けない?

前日のエントリに続いて、再び退職ネタ。

インフラコンサルティングの最前線 : IT業界に向いていない人

私の知る限りでは、新入社員の辞める理由に、「徹夜続きの激務」を挙げる人が多いようです。プロジェクトによっては、カットオーバー前の1ヶ月は連日の会社泊まり込みになる場合もありますから、これを苦にしてIT業界から去っていくのはよく分かります。
 
個人的な感想ですが、”文化祭前日に泊り込んで徹夜で作業”というノリを楽しめない人には、ちょっとつらい職場かもしれません。

なんにでも情熱を注ぎ込めた若かりし高校生、大学生の頃と比較するのは難しいですが、「徹夜が辛い」から辞めていくのではなく、「徹夜するほどの価値が感じられないのに徹夜しなければならない」のが辛いから辞めていくんではないんですかね。

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安倍晋三「美しい国へ」

美しい国へ (文春新書)

美しい国へ (文春新書)

こんな時期に本を出すと、「安倍晋三、総裁選を前にマニフェストを発表か」なんてマスコミに書かれちゃいそうですね。

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最終的に「ま、いっか」と思えるメンタリティ

企業が従業員に最も持っていて欲しいメンタリティだと思われる「強い責任感」と、ストレスに弱いメンタリティとは背中合わせの関係にある。

YOMIURI ONLINE : 【仕事事情】「メンタルヘルス」に企業が関心

ビジネスマンの心の健康「メンタルヘルス」に対する企業の関心が高まっている。労働安全衛生法の改正で、4月から企業側の責任が明確化されたが、産業医の業務・権限を拡充したり、管理職を対象にケアの基本を学ばせるなど、既に独自の取り組みを定着させた企業も多い。(植竹侯一)

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Serializableインターフェースを用いて、インスタンスを送受信する

PythonのPickleモジュールについて学んだので、ついでにJavaの場合を調べてみた。

JavaではSerializableインターフェースというのを継承したクラスであれば、そのインスタンスをバイトストリーム化し、ソケットなどにも書き込めるようだ。簡単な通信テストのため、SerializeServer、SerializeClient、送受信するTransDataクラスを作成した。

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Appleが電子書籍に参入か?

Engadget Japanese : アップルが電子ブック販売に参入(という噂)

こちらもアップル系噂情報。Engadgetが複数の信頼できるソースから得た情報によれば、アップルがオーディオブックではない普通の電子ブックをiTune Music Storeで販売するとのこと。

iPodとiTunesは音楽の保持形式にパラダイムシフトをもたらしたが、書籍や新聞に関してもそれをもたらす可能性があると思う。

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Pickleモジュールを使ってみる

pickleモジュールを使うと、Pythonのあらゆるオブジェクトをバイトストリームの形式に変換することができ、いつでも元に戻すことが出来る。この形式のデータはディスク上のファイルに書き込んだり、ネットワーク経由での伝送に利用できたりするので、例えばクライアントとサーバ間で多くのデータをやりとりする場合などに非常に力を発揮しそうだ。事実最近仕事で「これを知っていればもっと楽になったのに」という例があった。

簡単な例として、PickleTestというクラスのインスタンスp1、p2をpickleモジュールを使ってファイル保存し、そのファイルから同クラスのインスタンスp3、p4を作るプログラムpickletest.pyを作成してみる。

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