月別アーカイブ: 2006年7月

中田英寿(元)選手のMBA取得計画に「待った」

gooニュース : MBA取得 第2の人生は実業家

電撃的に引退を表明した中田だが、第2の人生のプランをしっかりと温めていた。今後の動向について、関係者は「1カ月くらい欧州を旅することになる。引退したら、世界中を旅したいという夢を持っていた」と明かした。11年間のプロ生活の疲れを癒やすため、海外でリフレッシュ。その後は米ハーバード大でMBAの取得を目指すという。

彼の良いところは自分の計画を公言することである。これは米国人的な気質であると言ってもいいかもしれない。「駄目だったら恥ずかしいから」、「計画倒れになったらみっともないから」と公言を厭う日本人が多い中で、意味ある行動だと思う。自分の発言に自分を追いつかせようと努力することになると思うので、僕も個人的に心掛けていることだ。

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片野善一郎「数学を愛した作家たち」

数学を愛した作家たち (新潮新書)

数学を愛した作家たち (新潮新書)

時間が空いたときに適当に買っちゃいました。前半を読書中は「失敗したかな」と思ったけど、後半は思わぬ面白さがあった。ガリバー旅行記に込められた数学教育批判なんてご存知でした?

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清貧を良しとする精神

あくまで「経済的に」という話ですが、どうも清く貧しくを良しとする日本人の精神は、日本にとってマイナスなような気がしてならない。

livedoorNews : 福井総裁!金融政策よりもお金の貯め方教えてください

数億円とも言われる福井総裁の莫大な資産だが、一体どうやったらそんなにお金が貯まるのか?不思議でならない。福井総裁がこれまでどのように資産形成をし、そして運用してきたのか、自らのお金に対しての考えを我々一般市民に話して欲しい。そして、我々が少しでも豊かになるヒントを与えて欲しい。そのほうが、つまらない金融政策よりもよっぽどマシだ。

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佐藤雅彦 竹中平蔵「経済ってそういうことだったのか会議」

経済ってそういうことだったのか会議 (日経ビジネス人文庫)

経済ってそういうことだったのか会議 (日経ビジネス人文庫)

超ヒットメーカーと経済学者の会議。会議というよりも建設的な雑談かな。

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ブログデザイン変更

見れば分かると思うが、多少ブログのデザインを変更してみた。主な変更内容は

  • 引用の囲みの境界線と背景色の変更
  • ソースなどを載せる場合のpre記法についても境界線と背景色を変更
  • 続きを読むを使用
  • タイトルの文字を拡大
  • 書籍の紹介の境界線を変更

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James Surowiecki「The Wisdom of Crowds」

The Wisdom Of Crowds: Why the Many are Smarter than the Few and How Collective Wisdom Shapes Business, Economics, Society and Nations

The Wisdom Of Crowds: Why the Many are Smarter than the Few and How Collective Wisdom Shapes Business, Economics, Society and Nations

WEB2.0論議に乗っかって話題となっている本書をかるくナナメ読みしてみた。

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誰が作るのかについて論じるべき

「誰が作るんですか?」という当たり前の質問が出ないのはなぜだろう。

CNET Japan : 国産検索エンジンはなぜ必要なのか?–経産省担当者に聞く

まず大きく分けて、技術的なことを検討するグループと、ビジネスモデルを考えるグループがあります。技術としてはパーソナライゼーション技術、大規模コンピューティング技術、検索エンジンのためのマイニング技術やオントロジー技術の3つが中心になるでしょう。

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人材採用こそグローバルに考える

あまりGoogle八分には興味ないんですが。

ITPro : グーグル村上社長“Google八分”を語る

Googleの強みは社員の半分を占める約3500名の優れた開発エンジニアであると村上氏はいう。研究開発拠点は本社のあるマウンテンビューのほかニューヨーク,東京,スイスのチューリッヒ,インドのバンガロールにある。「市場があるところではなく,優れた人材がいるところに拠点を設けている。ローカライゼーションはマウンテンビューで行っており,各拠点はローカライゼーションのためにあるのではない」(村上氏)。

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塚本潔「韓国企業モノづくりの衝撃」

韓国企業モノづくりの衝撃 ヒュンダイ、サムソン、LG、SKテレコムの現場から (光文社新書)

韓国企業モノづくりの衝撃 ヒュンダイ、サムソン、LG、SKテレコムの現場から (光文社新書)

いわゆる「モノづくり」、つまり製造業分野において韓国企業はどこまで日本企業に迫ってきているのか、追いつかれているのか、追い越しているのか。巷間でよく話題になる内容だが、本書はその現状について

  • 携帯電話
  • ネット家電
  • デジタルテレビ

を例に、日本企業との差、韓国企業の経営者やエンジニアの意識、世界市場での売れ行きなどを論じている。

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