月別アーカイブ: 2006年12月

PythonでXMLを扱う(7)

今回からはXSLT(Extensible Stylesheet Language Transformations)を使ってみることにする。まずいつもどおりWikipediaから(日本語版は情報少ないんで、英語版をリンクします)。

Wikipedia : XSL Transformations

Extensible Stylesheet Language Transformations (XSLT) is a Turing complete XML-based language used for the transformation of XML documents.

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そういえばチャットはどこに行ってしまったんだろう

CNET Japan Blog – 江島健太郎 : グーグルが無敵ではないことはエンジニアだけが知っている

チャットはただのチャットだとみんなが思っているけれど、ぼくはチャットが検索と同じぐらいウェブのコア・ライフスタイルのひとつになるということを本気で信じている。

これ読んで、僕がインターネットを始めた時代の最大の疑問を思い出した。

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梅田望夫、平野啓一郎「ウェブ人間論」

ウェブ人間論 (新潮新書)

ウェブ人間論 (新潮新書)

遅ればせながら読了。って発売と同時にAmazonから届いて一時間ばかしで読み終えてはいるんだけど、献本された方々が速攻で書評を上げておられるので、どうも今更感が強いなあと思いつつも書いてみるとしよう。

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アメリカ国歌斉唱集

シリコンバレーからの手紙 : グーグルとテレビ局の権利交渉の本質

「私がいままでに聞いたアメリカ国歌の中で、スティーブン・タイラーが球場で歌った国歌がいちばん素晴らしかったのよ」

YouTubeで見てみたら、ホントすげぇ。この人が歌うと国歌でもロックになっちゃうんだもんな。こういう人間をロックンローラーって言うんだろう、きっと。

ついでだったんで、他の歌手による国歌斉唱も探してみた。

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日本はイノベーションの弊害を受け止める度量を持て

Winny判決で再度実感した訳なんだけど、日本という国はほんとイノベーションを起こすのに向いていない国だ。それはなぜかというと、結局「イノベーションが起こす弊害」を許容する度量がまるでない。既得権益がどうとか従来の産業構造がどうとかそういう分析もあるんだろうけど、結局「何か悪いことが起こるくらいだったら今までと同じやり方でいい」的な空気がどうも蔓延している。

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会田雄次「アーロン収容所」

アーロン収容所 (中公文庫)

アーロン収容所 (中公文庫)

僕は日本人として、この本に対してどういった感想を持つべきか。

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今年の一冊を読もう

毎年末に「今年の一冊」を独断で選んで読むという習慣を、ここ三年続けている。正直適当にベストセラーを選んでおり、特に深い意味はないのだが、「今年の一冊を自分で選ぶ」という行為に何がしかの意味がありそう、というか単に面白い(今風に言えば普通に面白い)ので今年も続けてみる。

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村上龍「日本経済に関する7年間の疑問」

日本経済に関する7年間の疑問 (生活人新書)

日本経済に関する7年間の疑問 (生活人新書)

本書を読むまで知らなかったが、村上氏が経済をテーマにメーリングリストを配信していたようであり、その編集長も務めているらしい。本書はそのメーリングリストの内容をテーマ別にまとめたもの。

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研究開発は犯罪開発じゃない

MSN毎日インタラクディブ : ウィニー裁判:元東大助手の金子被告に有罪判決 京都地裁

匿名性が高いファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」の開発・公開で映像データなどの違法コピーを助長したとして、著作権法違反のほう助罪に問われた元東京大助手、金子勇被告(36)=東京都=に、京都地裁は13日、罰金150万円(求刑・懲役1年)の有罪を言い渡した。氷室眞裁判長は「利用者の多くが著作権を侵害することを、明確に認識、認容しながら公開を継続した。影響は大きいが、自身は経済的利益を得ていない」と理由を述べた。同交換ソフト開発者が「犯罪のほう助」で有罪となったのは全国で初めて。金子被告は控訴する。

極めて遺憾だ。

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渡辺千賀「ヒューマン2.0」

ヒューマン2.0―web新時代の働き方(かもしれない) (朝日新書)

ヒューマン2.0―web新時代の働き方(かもしれない) (朝日新書)

いつもブログ(On Off and Beyond)を楽しみに読ませて頂いている渡辺千賀さんの著書。ヒューマン2.0なんてどんな内容だろうと思ったら、氏のブログをまとめた形というか、シリコンバレーのワークスタイルについての内容だった。

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