報告・連絡・相談

仕事は決断の連続である。個人的には、自分で自分の仕事に関する決断を下せる環境が、成長をもっとも促進する環境だと思う。結果が成功だろうが失敗だろうが、誰かに指示されて実行した場合に比べて得るものが格段に大きい。
ただし成長を見守る側(上司や先輩)は、ただ成長してもらう側に判断を投げっぱなしにしておけば良い訳ではない。最近の民主党ではないが、先走った行動がリスクになる場合もある。ではどうすれば良いのか。
許可を得るのと報告は違う、というのを双方理解しておく必要があると思う。常に上司や先輩に、自分の行動を掴ませておくのである。上司側からすれば、簡単な報告を頻繁に受けておくのである。そうすることにより、超えてはいけないラインを超えるまで自分の決断で動くことが可能になる。逆を言えば上司はそこの見極めが出来なければならない。
いちいち上司に許可を求めなければ動けないような組織は成長に望ましくないし、半人前の人間が好き勝手に動きすぎる組織はリスクがでかい。この問題を解決するには、実は基本中の基本のホウ・レン・ソウが有効なのである。