昨日のエントリを読み直して思ったのだが、政府が打つ手打つ手にいちいち説明を付けていくのはほぼ不可能、というか説明することが仕事になってしまって、他に仕事が出来ない状況に陥っていくだろう。だけど国民の納得を得ないといけない。
この問題を解決するには「政府のブランド力アップ」しかないと思った。国民に「まあ政府さんがやっていることだし、信じて付いていけば大丈夫だろう」と無条件に思わせる力、すなわちブランド力である。「ヴィトンの鞄だったらとりあえずOKだろう」と思わせるのと、本質的には一緒である。
しかしこの手もほぼ不可能である。ブランドとは長い年月をもって積み重ねた信用であるとも言えるし、トップがぽんぽん変わる政府にこの策が取れるわけがない。
では国民に納得を行き渡らせるのは不可能なのか。ここでもう一つの可能性として考えられるのが「ネット」である。現在ネットの力によって、情報を国民一人一人に行き渡らせるコストはほぼ0に近い状態にある訳だ。政府はここに着目すべきである。なんかエイプリルフールのネタみたいだけど、id:umedamochioさんを「国策説明担当大臣(通称ネット大臣)」なんかに任命してみたらいかがだろう。
追記:
また意図せぬトラックバックをしてしまったようだ。失敬。