
- 作者: David A. Vise
- 出版社/メーカー: Macmillan
- 発売日: 2005/11/18
- メディア: ハードカバー
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Google本ブームに乗っかって、適当な洋書を買ってみた。
表題に偽りなしというか、本当にGoogleの物語。ラリーとペイジの出会い、PageRankのアイデア、投資、起業、世界中への拡がり、ビジネスモデルの完成、IPO、中国問題など、ほぼ時系列にGoogleが辿ってきた道筋について書かれている。雑誌の記事に近い文章で、著者が考えなどは書かれていない(著者はワシントンポスト紙の記者みたい)。かなり細かく章立てされていて、300ページの中に26章もある。
「Googleの動きは新聞やブログで常にチェックしてるよ」という人であれば、目新しいことも何も書いていないし、読む必要はないと思う。「Googleに最近興味が出てきたので、今までの軌跡を知りたい」という人であれば、英語の勉強も兼ねてご一読どうぞ。一つの章がすごく短いので、集中力を保って読めますよ。表現も易しいです。
なぜか巻末にGLATテストがくっついてます。
追記:
どうやら後日、翻訳版が発売された模様。「Google誕生 ?ガレージで生まれたサーチ・モンスター」というタイトルで発売中ですので、良かったどうぞ。