裕仁天皇を題材にした映画「太陽」が、8/5(土)より銀座シネパトスでロードショーらしい。正直映画にする題材として、この人以上に面白い人も少ないだろう。この映画の公式サイトによると、主演はイッセー尾形。他に桃井かおり、佐野四郎も出演しているようだ。
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以下の記事によると、海外ではそれなりに頑張っているらしい。まあグランプリとったとかそういうのはどうでもよいのだけど。
narinari.com : 昭和天皇を描いた映画「太陽」、ロシアの映画祭でグランプリ。
「太陽」はアレクサンドル・ソクーロフ監督が、ヒトラーやレーニンを描いてきた3部作「20世紀の権力者」のひとつとして、これまで誰も描いて来なかった昭和天皇をテーマに据えた作品。日本からはイッセー尾形、桃井かおり、佐野史郎らが参加し、特に昭和天皇役のイッセー尾形は、出で立ちから話し方に至るまで昭和天皇の雰囲気を見事に再現していると専らの評判なりよ。
そんな「太陽」は海外の映画祭を転々としながら配給のオファーを待っている段階なりが、今年2月に開催された第55回ベルリン国際映画祭のコンペ部門に出品されたほか、今回、ロシアで開催された第13回サンクトペテルブルク国際映画祭でグランプリを獲得したなりよ。
この監督知らないけども、ヒトラーとレーニンを描いた「セレク神」、「牡牛座」というのも興味深そうだ。日本近現代史好きの僕としては、まずこの「太陽」から攻めてみたい。外国人の目というのは、よくも悪くも正直であるので、この監督がどのように昭和天皇を捉えたのかについても注目だ。
以前読んだ昭和天皇関係の書籍を挙げておく。時間を見つけてもっと読みたいのだが。

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