今朝の朝日新聞とかすごい騒ぎだろうなー。通勤途中に買ってみっか。
昭和天皇の靖国神社参拝が途絶えたのは、A級戦犯合祀(ごうし)に不快感を抱いたからだった。富田朝彦元宮内庁長官のメモは、天皇の戦争への苦い思いを浮き彫りにした。
昭和天皇が戦後最期まで希求していたもの、それは「平和」である。ただ彼が核防条約を推進していたという話からも分かるとおり、彼は例えばフランスのように「抑止力」、つまり外に対する暴力を持つことによって内の平和を保つ、という考えではなく、日本人の多くがそうであるように「主張がぶつかりあったらこちらが譲る」ことによって平和、というか非戦争状態を保とうという考えの持ち主であったと思っている。
よって所謂A級戦犯が合祀された後、彼は参拝に行かなくなったのではなく、行けなくなったのではないかと考える。彼の所謂A級戦犯に対する想いがどうこうという話ではなく、A級戦犯に対する世界の目を意識しての行動ではないだろうか。所謂A級戦犯に対して彼が許しがたい想いを抱えていたかのような報道が中心ですが、メモからだけでは僕の考えを否定できないと思うのですがいかがでしょう。
と、昭和天皇の日本国民全員へのお気持ちを信じるのであれば、こう考えるしかないというのが僕の結論。もしそれを信じないとすれば、
この内容が事実であるとすれば、僕の率直な感想としては、「あなたがそれを言うんですか?」なんですよね。
それは、仮に名目上だけでも「元首」であり「責任者」だった人間の言葉としては、自分の部下だった人間たちに対して、あまりに酷な仕打ちなのではないか、と。亡くなった一兵卒たちやその遺族、あるいは、直接戦争に参加していない後世の人間たちが第三者として「合祀はおかしい」と言うのなら、それは仕方がないことだと思いますが……
とまったくの同意見。だって普通そう思うでしょ。「あんたがトップだったんちゃうんか?」って思うのが普通の反応ってことになりますよ。逆に言えば、今の報道は国民のそういう考えを植えつけている報道だってことは分かっているかなメディアさん。