韓国は思ったよりも米国化が進んでいる、そんな印象を持った。彼らは日本人よりも効率主義の傾向が強いのではないか思う。だから経済的利益に繋がることには積極的だし、ある程度自分達の文化を侵してしまうこともやむを得ないと考えているような印象を受けた。勿論、大都会であるソウルに行って感じた感想だということは差っ引いて考えて欲しい。
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いくつか思ったことを書いてみる。
観光名所
上の写真はソウルタワーの根本からの眺めなのだが、このソウルタワーが立っている南山からはソウル市内が一望できるようで、「ソウルってどのくらい広いの?」と訊かれれば「ソウルタワーから見えるところがソウルだよ」と言う位一望できるそうだ。僕は昼間に訪ねたが、夜景を見るのも素晴らしいと思われる。
明洞(ミョンドン)はまるで渋谷、新宿、六本木というような場所で、日本人には非常になじみ深い感じがする街だろう。大体夜の11時くらいまでは若者でにぎわっており、多くのレストランやショップがあり、女性であれば一日中居ても飽きないのではなかろうか。
ソウルシティツアーバスという一日一万ウォンの観光バスが便利で、30分おきで市内の主要なポイントを回っている。まずはこれに乗って探索を楽しむのが良いと思うが、実はソウルはタクシーが安い。初乗りで1900ウォンと格安だし、大分乗っていても2,000円に届くことは滅多に無いんじゃないだろうか。
交通
非常に運転が荒く、車に乗っているとどきどきしっぱなし。日本では紳士的なイメージが強いバスだが、韓国では乱暴な運転の象徴とされているようで、強引な運転を繰り返していた。また中国譲りの気の強い性格が災いしてか、接触しかけたなどのトラブルがあると、車を飛び出して相手と言い争う場面にも遭遇した。
食事
ご飯はどこで食べても美味しい。明洞と仁寺洞にて食事を数回食べたが、適当に店に入ったにもかかわらずどこも美味しい。値段は日本よりほんの少し安い程度で、地元のガイドさんも言っていたが物価は上がり続けている様子。韓国のお奨めの朝食はお粥で、500円程度で美味しいお粥が食べられる。
携帯電話
ソウルでは地下鉄の中でも携帯電話を使えるらしい。これは技術的にもマナー的にも可能という意味で、みんなして地下鉄の中では電話をしていた。移動時間を潰す一番の策なんじゃないだろうか。逆に日本のように、メールをせっせとやっている人を逆に見なかった気がする。
ちなみに韓国の電化製品売り場に足を運んでみたのだが、携帯電話売り場の広さは尋常ではなく、そこに売っている携帯電話の種類もとてつもなく多かった。詳しいシステムは知らないものの、おそらく古い機種から最新の機種まで柔軟に選択できるようになっているのではないだろうか。さすが携帯先進国韓国と思わされた。
韓国についてはまだまだ書きたいことがいくつかあるが、それは別のエントリで書くことにする。