グーグルに集まるコンピュータサイエンス系の頭脳

全ページに梅田さんのアップ写真付きなのばかりが頭に残っていますが。

スペシャルインタビュー 梅田望夫氏語る「I(アイ)の革命だ」

以前ならコンピュータ・メーカーで活躍していた人材が,グーグルで働いています。OSを設計していたグループがそろってグーグルに入社したとか,DECで「Alpha」プロセッサを開発した人たちがグーグルに移ったとか,そういう話を聞きます。

とにかくコンピュータサイエンス系の頭脳は、現在Googleに寡占的に集められていると言っていいだろう。

—–



上はFirefoxの開発に関わっていたアプリケーションエンジニアからOSレベルのエンジニア、プログラミング言語の開発者、さらにはその下のハードウェアエンジニアやネットワークエンジニアまで。ここまで幅広いレンジでコンピュータサイエンス系のエンジニアを集められる企業は、おそらくGoogle、Microsoft、IBMの三社くらいだろうが、最近は「Googleにあのエンジニアが入った」という話ばかり。
日本のコンピュータサイエンス教育の向上が謳われているし、僕もそれには賛同するが、優秀な人材の受け皿となる企業がないと、結局はGoogleに全て奪われるといった状況になりかねない。