月別アーカイブ: 2007年2月

抽象的な問題にばかり口を出すのは危険信号

日々起きる問題にも色々な抽象度のものがある。例えば「現在トップページからのリンクが平均2秒掛かっているが、これを0.5秒以下に抑えたい」という問題ならば非常に具体的であるし、「最近、社内の雰囲気が悪い」とか「今年の新人はやる気がイマイチ」という問題であれば非常に抽象的である。どちらのタイプの問題も問題であることには変わりないし、どちらのタイプの問題が重要とかそういう議論をする気はないのだが、もし自分が後者の「抽象的な問題」にばかり口を出すようになっていたら危険信号だと思った方がいい。

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無しでは生きていけないソフトウェア&WEBサービス

この間「これが無いと今の生活成り立たんな」というソフトウェアとWEBサービスって何だろうと考えてみた。仕事で必要というのは抜きにして、あくまでプライベートな話。

多分、以下が「無いと生きていけましぇん」リストになると思う。

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進化しすぎた脳

進化しすぎた脳―中高生と語る「大脳生理学」の最前線 (ブルーバックス)

進化しすぎた脳―中高生と語る「大脳生理学」の最前線 (ブルーバックス)

これは面白い。専門家が素人にその専門分野を分かり易く説明するという試みは大抵面白くなるものだが、これもそのひとつ。大変に知的好奇心を掻き立てられる内容となっている。

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スコット・フィッツジェラルド「グレート・ギャッツビー」

グレート・ギャツビー (村上春樹翻訳ライブラリー)

グレート・ギャツビー (村上春樹翻訳ライブラリー)

  • 作者: スコットフィッツジェラルド,Francis Scott Fitzgerald,村上春樹
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2006/11/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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おそらく、というか間違いなく、この小説はもう何度か読まないと本当の良さは見えてこない。それは僕の極めて個人的な理由によるものだが。

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赤坂「ロウリーズ・ザ・プライムリブ 東京」

昨日ロウリーズ・ザ・プライムリブ 東京にて食事。シーフードの前菜、パン、ローストビーフ、ガーリックライスと食べたが、お腹一杯。ローストビーフは五種類くらいの厚さからセレクトできるのだが、二番目に薄いカルフォルニアカットでも結構な厚さがあり、正直ぎりぎりで食べられた量。ローストビーフの味もなかなかであったが、そうとう胃袋の大きさに自身がある人でない限り、一番薄いトーキョーカットにしておいたほうが無難かも。また昨日は誕生日や記念日の方が多かったらしく、幾度となく店員によって繰り返されるお祝いの歌声がちょっと気になった。まあご愛嬌か。

クライアントから簡単なHTTP通信を送る

僕の環境では、以下のような内容がブラウザに表示されました。

http://d.hatena.ne.jp/rintaromasuda/20061227/1167169553

引用したエントリでブラウザからApacheのmod_pythonモジュールで動くモジュールにリクエストを飛ばしたが、Pythonでクライアントを簡単に作るとすれば以下のように書くだけでOKだ。

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世界のオープンソースRuby開発者まつもとゆきひろ

「そもそもプログラムには数学は不要なんですよ。プログラマが何をするのかというと、お客さんがどんなプログラムを望んでいるかを聞き取って、書き出して、それをコンピュータが実行できるように書き換えるという作業ですよね。どこに数学が出てきますか。

世界のオープンソースRuby開発者まつもとゆきひろ|【Tech総研】

「数学を学習する過程が人に及ぼす影響」まで考え始めると議論の必要がありそうだが、基本的には同感。でも数学を理解する人だとプログラミングの応用範囲は広がるかも。例えば分野で言えば物理だけど、自然現象や交通渋滞のシミュレーションプログラムを書こうなんていうとそれを紙上でも計算できるようなプログラマじゃないと書けない。でもそれはプログラマとしての能力かと言われればそうではない。だから同感。

最近、お気に入りのパソコンは、「Thinkpad X31」。

Thinkpadはファンが多いなぁ。

自然言語、いと難し

決してプログラミングの「自然言語処理」の話ではなく、実際に我々が日常生活で自然言語を使う上での難しさの話。最近つくづくこれの難しさを実感する次第でありまして、今一番困っているのが自然言語のあまりの扱いの難しさに日に日に喋る速度が遅くなっていることです。いやこれマジで。

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