月別アーカイブ: 2007年4月

リスニングの点数を上げたければ素早いリーディングが必要

なんか妙にはてブが集まっていて「英語関連記事って相変わらず人気あるな」と思いながらざっと読んだんだけど、うんこれは良記事だった。

リスニングの先読みの練習もする。この練習は、ある程度聞き取れるようになってきてからやる。理想は3つの問題文読み上げている24秒の間に次の問題の問題と選択肢に目を通す事。最初は絶対無理、って思うかもしれないけど出来るようになる。というかこれができないと、よっぽどハイレベルなリスニング力がない限りまともなスコアはとれない。

中学生レベルの英語力の奴が4ヶ月でTOEIC「Bクラス」を出す方法 (b) – log

良記事なので特に追加したいこともないが、一部を強調だけしておきたい。

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会社は自分という商品の取引相手

「個と組織の関係や距離感」における「個の強さ」みたいなことを議論したい気がしている。またその観点で、具体的に何をしたらいいかという話に、だんだんにつなげられたらいいと思う。

「「個」として強く生きること」と「ウェブ・リテラシーを持つこと」の関係 – My Life Between Silicon Valley and Japan

「個と組織の関係や距離感」と言えば、僕が「アメリカ人と日本人の感覚って違うなあ」と感じたことのひとつがまさにその「距離感」。上手く言葉でまとめられないかもしれないが、一般的に言ってアメリカ人は会社を「取引相手」と見ている気がする。商品は自分。だから自分という商品の値段(つまり給料)の交渉もしっかりとする。一方日本では取引相手とはならず、自分がその主体の一部となる場合が多いように思う。つまり会社というのが自分を含む存在となる。
昔アメリカ人の友達の何気ない一言に驚いた。

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お金に関する5つのルール

しかし、金融業界に身をおくものとして、僕は「お金のリテラシー」の本質は資本コストでも割引現在価値でもポートフォリオ理論でもなく、もっともっとシンプルなものであると思う。以下、考えた「5つのルール」:

ライフネット生命 副社長のブログ: 本当のおカネ・リテラシー

無理矢理キャッチーな感じにアレンジしてみました。あまり上手くないので、もっと上手に作れる人がいたらお願いします。

Make an effort to maximize your property

資産を増やす努力をしよう。

Offer somebody you trust to advise you

信頼できる人にアドバイスをお願いしよう。

Never think there is any easy way in the market

うまい話は市場にはない。

Earning much money doen’t always make you happy

稼いでも幸せになるとは限らない。

You should do what you can do

自分が出来ることをしよう。

最近読んだ本

電脳社会の日本語 (文春新書)

電脳社会の日本語 (文春新書)

「文字コードは丁度文系と理系の間に落ちている」という考察が面白かった。確かにそうかもしれないが、個人的にはエンジニアがリーダーシップをとっていかなければならない事ではないかと思っている。しかしアメリカが漢字統合論を打ち出してきた件には「流石アメリカ」と良くも悪くも感心した。その無邪気さと言ってもいい傲慢さがアメリカの経済力の強さのひとつの要因だろう。

ちなみに本書は404 Blog Not Found:Unicodeは文字集合か符号化方式かで紹介されていたのを見て購入した。確かに本書も文字コードの勉強にはなったが、より技術的に勉強をしたいなら以下の書籍から始めると良いと思う。

文字コード超研究

文字コード超研究

前半に2進数や16進数の話から始まるのが多少冗長だが、後半は文字コードで抑えておくべき用語とその概念をしっかりと解説しており、これを読むだけで一通りのことは学べるのではないかと思った。

新社会人よ、いきなり頭でっかちになるな

新社会人へのメッセージを意識したブログのエントリや新聞記事をいくつか読ませてもらった。そして本エントリもそれを意識したもの、つまり同種のものであることをことわっておいた上で新社会人にはこう言いたい。「今まで見た聞いた新社会人へのメッセージは、一度ありがたく頂戴し、忘れろ」と。
なぜかと言うと、それが社会人への第一歩だからだ。

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桜と日差しとエイプリルフール

家から見える病院とその周りの桜。昨日は本当に天気が良く、僕は行ってないけどお花見には絶好の一日であったことだろう。僕はお花見は正直あまり好きな行事ではないのだけれど、満開の桜を見ることは好き。いや日本人でそれがあまり好きではない人間はほとんどいないだろう。日本人の定義と言ってもいいくらいだ。病院の周りに綺麗な桜が咲いているのは、闘病中の方々の大きな憩いになるに違いない。素晴らしい。

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最近読んだ本

統計数字を疑う なぜ実感とズレるのか? (光文社新書)

統計数字を疑う なぜ実感とズレるのか? (光文社新書)

「統計数字を疑う」というテーマと「実感となぜずれるのか」というテーマは別の話であるように読めた。前者はつまり所謂シンクタンクが出してくる数値を訳も分からず丸呑みする危険性について、そして後者については普通の人に統計の知識の不足について書かれているように思う。後者について前から考えているのは、学校教育ではせめて分散の概念は教えておくべきではないかということ。平均や偏差値は学生にとって身近な概念だし(ここでは算術平均のことだが)、分散を意識するようになると統計に興味を持つ学生も増えるのではないかと。それに分散が分かっていないと、算術平均を知ってもあまり意味はない。

昭和史 〈戦後篇〉 1945-1989

昭和史 〈戦後篇〉 1945-1989

敗戦直後の玉音放送から高度経済成長まで、著者の経験や見聞きしたことを織り交ぜた内容で、回想録的な感もある内容。昭和史の話は自虐史観に拠り過ぎていたり、右傾化し過ぎていたりと中々バランスをとるのが難しいテーマであるが(だから面白いというのはあるが)、半藤氏の文章はまあ中立かな、と思えた。別に中立だから素晴らしいという意味ではないが。
やはり昭和の歴史は面白いなと思えた。シリーズ一つ前の「昭和史 1926-1945」も読みたいと思う。

ブログのデザインを変更しました

四月ということで何か新しいことを始めてみたかったのと、はてなのデザインが刷新されたということから、ブログのデザインを変更してみました。今はまだデフォルトのままなので、今後も少し微調整が入るかもしれません。

今後とも本ブログをよろしくお願い致します。