ポジティブに考えるべきこと、ネガティブに考えるべきこと

ポジティブ、ネガティブと言ってもいいし肯定的、否定的という言い方でもいいかもしれない。とにかく、ポジティブシンキングだとか批判的に物事を捉えるだとかそういう言葉が横行する中で、「何をポジティブに受け入れて、何をネガティブに捉えるか」ということを考えてみた。そして結論らしきものが出た。

ポジティブに受け入れるべきこと

  • 変えることの出来ないこと
  • 先天的なこと
  • 世の中の事実
  • 自分の力の及ばない問題
  • 森羅万象
  • 運命のいたずら
  • 過去

どう足掻いても変えられない過去や世の中の事実だったらポジティブに受け入れるべき。例えば「何で自分の親はこんなにも駄目な親なんだろう。自分はついていない」というようなネガティブな受け入れ方はしない方がいい。変えられないことだから。変えられないことなのだからポジティブに受け入れ「でも○○に関しては自分の親は素晴らしい」と考え、ネガティブな気持ちで生きるエネルギーを削がないことが重要だ。

ネガティブに捉えるべきこと

  • 変更可能なもの
  • 後天的なこと
  • 世の中の思い込み
  • 努力次第で何とかなりそうな問題
  • 人間のなすこと
  • 自分の実力
  • 未来

ネガティブに捉えるというと言い方がよくないかもしれないが、常に向上を考えるといったほうがいいかもしれない。ポジティブになんでも受け入れる人生も悪くないと思うが、それではその現状を向上させようという力は生まれない。「これはもっとこうあるべきではないか」、「このやり方はこう変えた方が効率的ではないか」と常に現在の方法論に批判的な目を向けてみることにより、状況はさらに良いものになっていく。「自分はこのままではいけない」と未来に対して批判的な目を向け、さらなる努力をいたしましょう。