
- 作者: ペッカヒマネン,リーナストーバルズ,マニュエルカステル,安原和見,山形浩生
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2001/05/26
- メディア: 単行本
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リナックスの開発者であるリーナスを中心に、ハッカー達がどういった文化や倫理を持っているかを解説した本。もともとThe Hacker Ethicというタイトルだったみたいだが、なぜかリナックスの本ということになってしまっている。ハッカーの倫理を宗教と比較した文章が多く、正直必要以上に小難しく感じた。

- 作者: 内田樹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/01/31
- メディア: 単行本
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いつもブログを拝読している内田先生の最新刊。「学ばない学生」、「働かない若者」がテーマの本書だが、是非広く読まれて欲しいと思える内容。面白いし、ブログでも発揮されている鋭い洞察が勉強になる。僕は特に「学ばない学生」については興味があるというか問題意識があったのだが、この下流志向を読むことで一段と意識が高まった。それは日本の将来への不安が大きくなったことも意味するが。
それにしても内田先生の名前って樹なので「いつき」だと思っていましたが「たつる」と読むんですね。

- 作者: 伊藤英俊
- 出版社/メーカー: 中央公論社
- 発売日: 1996/11
- メディア: ペーパーバック
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もう僕が生まれた頃には感じはコンピュータで扱われていた訳で、それ以前に感じがどのように扱われていたのか想像もしたことが無かったが、本書を読むことでイメージが湧いた。いまこうして問題なくブログに文章を書けるのも、先人達の知恵と努力があってのものだと思うと感慨深い。文字エンコーディングを解説した部分は、コンピュータに興味のない人向けに書かれているので冗長に感じた。