Google 翻訳は、自分の言語で他言語のコンテンツを利用するお手伝いをします。例えば、日本語で英語の情報を探したり、英語でフランス語の情報を探すことができます。
Googleの翻訳へのアプローチが統計的な手法に基づいているという記事を以前どこかで読んだ。そのときからいつか考えなければならないと思っていたのだが、今後自動翻訳の技術が進む中で、英文読解の能力というものの位置づけはどう変わっていくのだろうか。特に僕は「英会話もいいけど、英文読解の方が重要かもよ」といったポジションで英語について色々言ってきたところもあるので。
いずれGoogle Book Searchと自動翻訳の技術が組み合わされば、世界中の本も「ある程度の翻訳精度」で自言語で読める様になるかもしれない。それにあと本の変わりになるデバイスの物凄いものが出れば、読書ライフも大きく変わるかもしれないな。これは有機ELとかそういう技術の行き着く先だろう。
今はまだ英文読解の能力は間違いなく必要だろうからまだ深く考えないけれど、教育関係者とかはそろそろ真剣に考え始める必要があるだろう。