自民党歴史的大敗

第21回参院選は29日午後8時で投票を締め切り即日開票された。開票はまだ続いているが、自民党は岡山選挙区で党幹部の片山虎之助参院幹事長が落選するなど、自民党の惨敗は確実になった。しかし安倍晋三首相は同夜、首相公邸で記者団に対し、選挙結果にかかわらず続投する意向を表明した。しかし、参院では野党が過半数を確保するばかりか、民主党が参院第1党になるのも確実な情勢だ。安倍首相は内閣改造などで人心一新を図り、挙党態勢を改めて整える考えだが、参院の国会運営の主導権を失ったままでの政権運営には困難も予想され、今後の政局は不透明になるのは必至だ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070729-00000074-mai-pol

選挙の結果なんてのはそのときそのときの水物だし、年金がどうのこうの、外交がどうのこうの言ってはみるものの、どこの政党に任せてもまああまり変わらないだろうというあきらめもある。しかしながら、やはり一党による長い支配体制が続いているというのは健全な状態とは言えないとずっと思っている。水でも何でもそうだが、流れの無いものはいずれ濁る。その意味では、今回の参院選の結果は喜ぶべきなんだろう、僕としては。