2007年度の今年の一冊

自分の中では年末恒例の「今年の一冊」の時期がやってきた。これは僕が極めて個人的に「今年はこんなことがあったなぁ」と思い出しながら、ベストセラー小説を買って読むというだけの企画であり、過去には下記のように本をセレクトした。

書籍
2003年 バカの壁 (新潮新書)
世界の中心で、愛をさけぶ
2004年 東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~
2005年 信長の棺
2006年 わたしを離さないで

「今年はどうしようかな」と少しだけ真剣に考えたのだけれど、今年は小説はやめることにして、テクノロジー業界に身を置きながらも、「やっと」というか「ようやく」というか「まだ読んでいなかったのかよ!」と言われそうなイノベーションのジレンマ 増補改訂版 (Harvard Business School Press)を読んでみることにした。今年は思うところの多い一年だった。色々と楽しんだことも多かったけれど、分かりやすい形で苦難も多い一年だった。来年はこのブログのタイトルに合わない三十代に突入する。自分のこれからの歩む道を意識しながら、クレイトン先生の名著のメージを捲りたいと思う。