もし子供を授かったとして、子供が「○○(学校の教科)の勉強なんて意味ないじゃん。何の役に立つの?」と言い出したらどうしようかと考えてみる。批判があるかもしれないが、このような発言は大抵勉強が出来ない、勉強をやっていない子供から出てくる可能性が高いと思っているので、おそらくこういう事を言い出した時点で自分の子供はあまり勉強していない子なんだと思う。まだ答えなんて決まってないのだけど、例えば以下のような事を一緒に子供と考えたい。
- 「役に立つ」とはどういう事か
- 「役に立たない」とはどういう事か
- 「役に立つ、立たない」を判断するというのは非常に難しいことだが、君の判断は正しいか
- その教科の勉強が「世の中の役に立っている」例はどんなものか
- 役に立つはずなのに一生懸命やっていないことはないのか
- 役に立たないはずなのに一生懸命にやっていることはないのか
- 本当に○○をやりたくないのは「役に立たない」からか
- 一生懸命やっている子は「役に立つ」と思ってるからやっているのか
- 「役に立つ」と思っている事だけを集めた学校というのを想像してみよう
- 父親(自分)はどのように考えて学校に行っていたと思うか
- 君(子供)が自分の年になったときにはどのように感じると思うか
本当は「勉強する→成績上がる→受験や推薦など有利→就職に有利」という単純な図式が成り立つと仮定するだけで(まあ成り立っていると言っていい図式なんだけど)、「勉強が役に立たない」ということはないと思っていたりするんだけど、まあ自分の子供相手にその図式を掲げるのもなんか嫌なのでそれはしないと思う。
ま、子供が勉強をしないと自分で決めたのだったらそれはありだと思ったりするのだけれど、「勉強が役に立たないから」とかいう浅く考えたっぽい言い訳を盾にして勉強をしないようであれば、それは見直してもらいたい。勉強はせずとも腕一本でガテン系で生計立てていきますよってな信念を強く持っているようであればそれはおkってか嬉しいかもしれないね。