英語「で」勉強しなさい

ここここなんかが話題になっているのを見たり、就職活動中の大学生の英語への意識の高さを垣間見たり、やはり英語というものに対する興味の大きさはかなりのものであるなと改めて実感する今日この頃。そんな興味の高さに乗じて多くの利益を上げようと、大規模なマーケティングを繰り広げる英会話学校や出版社。中高での英語教育が役に立たないという声高な批判を掲げる人達の主張に、あまりきちんと勉強しなかった自分への言い訳を重ねる人々。どの国でもこういった事情は多かれ少なかれあるだろうけれど、日本の英語事情が複雑であることは間違いないであろう。
英語を本当に身につけたければ、まずは中高もしくは自分でしっかりと基礎、つまり文法は押さえるべし。これはまず確実。あとは実際に使う立場に自分をさらそう。英語で何かを勉強しよう。英語で何かを行おう。英語で何かを楽しもう。
Google Japanの村上社長が言っていたらしい以下の言葉が全て。

ひたすら英語をやりなさい.

英語「を」勉強したらだめ.
英語「で」勉強しなさい.

大学に入る前の若い人には「これからは英語ができないと何もできない」といつも話している.

Peace Pipe: Road to CEO – Google 村上憲郎 [seminar]

ちなみに聞いた話によると、パキスタンの大学ではほぼ全ての講義が英語で行われているらしい。必然的に彼らは英語を勉強せざるを得ないらしい。学校の教育のせいにせず、自分の生活の中に自分で英語を組み込んでいけばいい。例えばブログで日記を書いていたりするのなら、日記の中に一行でもいいから英語を入れてみるとか。それでもかなり変わってくる。
Just write an English line in your diary, that makes much diffrerence.