クリック数で判断するのは間違い?

A study put out yesterday by comScore, Starcom Media, and Tacoda suggests that half of all clicks on display ads (as opposed to clicks on paid search links) are generated by only 6 percent of Web surfers.

And these are not a particularly desirable bunch. The average heavy clicker is 25 to 44 years old, earns less than $40,000 a year, spends a lot of time online but not a lot of money online, and likes to frequent auctions, gambling sites and job boards. Sounds like a lot of these heavy clickers are out of work and have nothing to do. But who did you think clicked on those ads anyway?

Half Of All Clicks On Display Ads Are Worthless – TechCrunch

WEB広告のクリックの半分は価値が薄いという話。それらはWEB利用者の中の6パーセントの人間によって行われるクリックで、大抵は25から44歳で、年収が4万ドル以下、たくさんの時間をWEB上で消費するけどもお金を消費する訳ではない、とのこと。だからクリック数をカウントしてもあまり意味がないんじゃないのかな、と。
僕は実際に広告をクリックしない。感覚論で言っていいなら、クリックをたくさんするという人間はそういないであろう。以下のように似た様な意見がちらほら。

だけど、僕はWeb使用暦も長いけどWebの広告をクリックして商品を購買したことは一度もない。広告に出てるサイトと同じところに行くとしても、なぜか検索結果の方から辿っていってしまう。

nomushun’s Blog : 無料サービスにとっての利用者の存在とは?(3) – livedoor Blog(ブログ)

僕はネット広告をクリックすることがほとんど無いし、まわりのヘビーユーザもほとんどがそうらしい。自分はクリックしないのに、1パーセント前後のユーザがクリックすることを前提にページビューや広告料を概算したりもする。ではクリックするのはどんな人か?

誰が広告をクリックしているのか? | 秋元@サイボウズラボ・プログラマー・ブログ

だがWEBの広告は雑誌やTV等のマス広告と違い、仕組みさえ作ってしまえば「どこかの広告を見て商品を購入した」というのが分かるという特性がある(例えばAmazonのアフィリエイト)。
クリック数をカウントする事にあまり意味はないかもしれないが、どこのサイトでどれだけの売り上げがあったのかを判断出来る可能性がある以上、効果測定に関して言えば従来のマス広告とは一線を画した存在であるだろうとは言える。このあたりは技術屋さんの仕事か。