ちょっと前の話になるんだけど、CDは全部処分しようと決心して、実際にそうした。同世代の人間は共感してくれると思うが、CDは青春の象徴的な存在であったし、一枚一枚に色々と思い出が詰まっていたりするのだが、「もう媒体の時代じゃない」という時代の変わり目を肌で感じた瞬間があり、その決心に至った。
これからも下記の様なニュースはわんさか出てくるであろう。
英紙イブニング・スタンダードは8日までに、ビートルズ元メンバー、ポール・マッカートニーさん(65)が、米アップルの音楽配信サイト「アイチューンズ・ストア」にビートルズの楽曲を提供することを決めたと報じた。
そんなこんなでHD-DVDとブルーレイの争いなんかも、多くの人がそう指摘しているようにちょっと時代錯誤だという印象を受けてしまうのが正直な気持ち。既にAppleはAppleTVを中心とした映像の配信戦略を進めているが、いずれそこに多くの企業が参入してくることになるだろう。僕は元々あまりDVDを所有していないのだが、もしCDのようにたくさん保有していたとするならば、きっとこのタイミングで処分に走っていることと思う。
もう媒体の時代じゃない。