情報処理推進機構(IPA)は、人材不足が深刻化する日本のIT業界の現状を調査するため、IT人材についての実態調査を実施し、1月28日に結果を公開した。大学卒、大学院卒の新卒学生がIT企業に興味を持たなくなったともいわれているが、当のIT企業が新卒採用の課題として挙げた答えのトップは「業界の仕事のイメージがよくない」だった。
やはりIT企業の不人気が深刻化しているようだ。このブログでは繰り返し述べてきたように思うが、そもそもIT業界とかIT企業なんていう言葉が意味するところは曖昧である。そうすると、この時代には如何に「当社はIT企業ではありませんよ」という印象を学生に持ってもらうのかが採用担当者のひとつの勝負と言える。寂しい事だが。