はてなからのアクセス数のレポートがおかしいと思っていたら、有料オプションを継続するだけのポイントが残っていなかった。最近定期券がPASMOになってから、期限が切れているのに電車に乗っちゃったりってことをよくやってしまうんだけど、はてなのポイントについてもそれと同じ様なことをしてしまう。きちんとメールに目を通せばすぐ気づくんだろうけど、なかなかルーチンワーク化してる作業に思考を介入させることは難しいんだよね。
そう言えば今ネットで使用している色々なものの中で、対価として金銭を払っているのははてなとニコニコ動画くらいのものだなあ。ニコニコは実はそんなに見ていないので止めてもいいかな、とか思っているのだけど、ときおり大きな話題になる動画を見る為にまあお金を払っておくか、というような気持ちで払っている。元が取れてないと判断したらそのとき止めようかな、と。はてなについては代替の無料サービスはいくらでもあるし、はてなに1円も払わずに使える機能だけ使っていればまあそれでいいという方もたくさんいるとは思うのですが、なんとなくこの「お金を払って、サービスを得る」という行為がネット上では当たり前ではなくなってきてしまっている昨今、きちんとお金を払ってサービスを得るというのが心地よく思えたりもする訳です。あ、でも値上げとかされたら辛いなあ。
僕はVimというテキストエディタが大好きなんだけれど、Vimはちょっと変わっていて「チャリティーウェア」という名目で無償配布している。何がチャリティーかってえと、作者のBram Moolenaar は随分とボランティア活動に熱心な方で(Vimを作り、Googleに入る程のエンジニアであり、熱心なボランティア活動の推進者なんて尊敬しちゃいますね)、「もしVimを気に入ってくれたら、Vimのスポンサーという形で寄付をしてくれ」というスタンスをとっているんですね。Vimのユーザが世界にどれだけいるのかも知らないし、どれくらいの人がスポンサーとなっているのかは分かりませんが、彼がボランティアをしている地域の為の貴重な収入源となるでしょう。改めてソフトウェアの、そしてプログラマの可能性を感じさせる活動です。こんな形の社会貢献が出来れば、と思わず考えてしまいます。最低限度額なのが申し訳ありませんが、僕も気持ちを送らせて頂いています。
ああ、なんか主題のないエントリになったな。