20071027

何かを猛烈にやり始めたくなったとする。例えばいきなり「今日から毎日ジョギングをしよう」って思ったりとか「絵を趣味として描いてみよう」とかそういう思いつきと突発的な情熱がセット販売されているかのような感情って誰にでもあると思う。少なくとも僕には定期的にやってくるのだ。僕はなるべくならそういう感情を殺さないように心掛けている。少なからず投資が必要な場合もあるが-ジョギングシューズを買うとかね-、それもなるべく厭わないように頑張っている。もちろんその投資が、世間で言うところの「無駄」に終わるケースが多いというリスクも承知しているが、そういう生き方なのだからしょうがない。その情熱がいつまで続くのか、どれくらい強いのか、もしかしたら本当に何かしらものにするまで続けてしまうのではないか、とか始めた段階ではまだ誰にも分からないわけで。もし自分が子供を持ったとして、子供の情熱に水をかけない親でありたいな、というのもこんな僕だから昔からよく考えている。
社会的にはそういう情熱を形に変えるためのコストがもっともっと低くなっていくと素晴らしいのではなかろうか。インターネットはそういう意味では若者の情熱を具現化するためのコストを大きく下げたはずだ。そういうことが様々な分野や場所で行われるといい。きっとすごくいい。