20071026

日本人なら電車内での人間の振る舞いに対して一家言あると思う。多くの日本人は日常生活の中で電車を利用しているのだ。だから一家言あると思う。いろいろと苦労もしているでしょうから。
かけこみ乗車というのはあれは心理的なものなのだろうか。心理的というより、動物行動学的にどうしてもやってしまいがちな行動なのだろうか。それを真面目に研究した論文でもあれば絶対に見てみたいと思う。他の国のことはそんなに知らないけれど、日本人ほどそれを研究するのに相応しい存在はいないような気がする。あくまで、気がするというだけのことなのだが。
また、どうも席に執着し過ぎる人が多い。僕は座るとそのまま眠りに入り、隣に座った人に迷惑をかけながら、自分が降りるべき駅をかなり高い確率-どの程度の確率かは恥を晒すことになるので伏せておこう-で通り過ぎてしまうので、基本的には席に座らないようにしている。そうすると、実に座席を巡る様々な人間模様が見えてくるようになった。これはこれで、なんというかワンダーランド。すごく面白い。ってなんか上から目線のようだけど、いや物理的には本当に上からの目線なんだけれど、たかが電車の座席でも、様々な物語を産み出す舞台になりうるんだって。そういうこと。