最近どうも携帯小説の話題を目にする。id:umedamochioさんが以下の様に書かれていたり、
「中央公論」の「時評」欄を担当しはじめて半年が過ぎた。今回が七回目。
次号テーマは「ケータイ小説」ブームで書いてほしいとのリクエスト。
でも在米ゆえ「ケータイ小説」のサイトなんて一度ものぞいたこともないし、書籍化された「ケータイ小説」のベストセラーも読んだことがない。
Tim O’reillyが以下の様に書いていたりと(The Economistに携帯小説関連の記事があったらしい)。
The article makes a point that we’ve previously remarked on regarding YouTube, the fact that the medium changes the preferred format. Existing novels didn’t work. A new type of novel was developed that suited the medium and the audience. However, bestsellers from the keitai have begun to bleed back into traditional media, with one author landing a traditional book and movie deal.
http://radar.oreilly.com/archives/2007/05/mobile_phone_no.html
僕は本の変わりになる電子機器にはそれなりに注目しているのだけれど、どうも携帯小説には否定的な立場だ。おそらく現段階では、コンテンツが携帯電話の中心ユーザである十代の若者、それも女性をターゲットにしたものがほとんどではないかと思う。実は一度も携帯小説は読んだことがないので、梅田さんの言うとおり論じる立場にはないのであるが、今まで得た情報からはその様なイメージを持っている。
ま、今後要注目の一分野ということで。