我慢には+の我慢と-の我慢の二種類がある

別にどうという理由は無いけど書いておきたくなった話。

我慢には+の我慢と-の我慢の二種類がある。今自分の快楽レベルが通常状態にあるとして、何らかの快楽を得たくなったとする。これを我慢するのが+の我慢。「もっと高価な物が欲しいけど、我慢しなきゃ」みたいな我慢は+の我慢だ。
一方、今自分の快楽のレベルが通常より下にあったとする。この状態を我慢しなければならないのは-の我慢だ。例えば「夫のいびきがうるさ過ぎて毎晩眠れないけど、我慢してます」みたいな我慢は-の我慢だ。
非喫煙者の我慢と喫煙者の我慢を比較して議論しているのを見かけることがある。「喫煙者が我慢するか、非喫煙者が我慢するか」という様な話題が典型的だが、この+の我慢と-の我慢の違いを考慮して議論した方がいいのではないか、と個人的には思う。
ちなみに結婚生活では、+の我慢は考慮すべきであるが、-の我慢はしなくて済む様にお互い話し合う必要があるのではないだろうか。