明日より多少忙しくなるので、おそらく本年最後のエントリとなるかと思う。
タイトルにもある通り、2006年12月31日を「人生の1/3の節目」と定めた。現在28歳なので、84歳まで生きることを前提とした計画であり、これを元に次の1/3、最後の1/3を考えていきたいと思っている。人間一旦こう定めると、次の1/3について真剣に考え出すから不思議なものである。
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特にこの数字に根拠がある訳ではないのだが、年末年始に奥さんと思い出の土地を巡ることになっており、それを人生のひとつの節目にしたいと考えたのだ。そして人生が新しい1/3に入ったという思い込みを武器として、これからの生き方を大きく変化させていきたいと思う。
今までの1/3にも実にたくさんのことがあったが、今までの1/3というのは概ね「生きさせてもらってきた」という感がある。幼児期から大学出るまではまあ大抵みんなそういう状態だろうが、次の1/3は確実に「自ら生きる」状態になるわけだし、「他人を生きさせる」状態にまでおそらくなる。かなり高い確率で次の1/3には子供を持つことになるだろうし、職を変えるだろうし、居を変えるだろう。また親を代表とする近親者を亡くすことになるだろう。こんだけ基本的なことを書いただけでももう次の1/3の生き方を非常に深く考えなければならないという気で一杯になる。簡単に言うと大変そうなのである。
では色々と困難のありそうな次の1/3を生きるために、僕はどのように変わっていかなければならないのか。勿論これに具体的な結論が下せる訳もないのだが、ひとつだけ考えているのは「なるようになるさ」的、「流れに身を任せ」的な行動をなるべく減らしていきたいということ。「計画的に生きよう」なんて言葉を使ってしまうと非常に安っぽくなってしまうのだが、簡単に言うとそういうことになると思う。中期的、長期的な視野というものを持ちたい。そしてそれを元に自分の行動を考えたい。簡単なようで難しいことだが、この節目にそれを頭に刻み込んでおくこととする。
今はまだ次の1/3の具体的な行動などについては考える気はなく、どちらかというと今の1/3を総括するような思索にふけたいと思っているが、思い出の地を巡りながら、徐々に新しい自分にスイッチを切り替えることが出来れば理想である。