学生の頃はPowerMacG3とPowerBookG3(Pismo)を使っていたが、現在はWindowsとLinuxユーザやってます。本当は余裕があればMacが欲しい今日この頃。
法務だけど理系女子の綴るblog : なぜ、日本人はUIにお金を払わないの?
けれども、最近のMacintoshは安いしWindowsとの互換も取りやすいから選択肢として検討してもいいと思うんですが、なぜかMacintoshはアメリカや北米では売り上げを伸ばしているのに、日本でだけは売れてないようです。なんでなんでしょうね。
MacintoshがUIとしてWindowsよりも優れている、それも工業デザイン的にも優れているし、所謂デザイン的にも優れているというのは完全に同意しますが、別にMacユーザはそれを理由にMacを購入したという訳ではないと思うし、Windowsを人々が購入してしまうのも「UIに無頓着だから」という訳ではないと思います。
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むしろ日本は、工業デザイン側からの考えがベースにある国だと思っています。例えば自動販売機とか、駐車場の支払いの機械だとか、切符の販売機だとか、僕はアメリカしか比較対象を知らないが、決定的な質の違いがある。だから使いにくいものを避ける傾向にあると思いますよ、日本人は。だからWindowsがMacよりもはるかに使いづらいとかいう話であれば、皆そちらに動くとは思います。残念ながらそこまでの差はないと思いますが(Mac OS X未経験なので断定できず)。
日本でMacが受け入れられない理由の大部分は、「少数派に入ることの恐れ」が日本人は欧米人より強いからではないかと思います。特に色々と詳しくない人にとっては、皆と自分が違うもの使うってのは「困ったときは誰かに聞こう」という策略をとれないということを意味します。「Macはカッコいい、でも恐い。Windowsでも別に困らない。そして安い」っていうのが標準的な理由ではないでしょうか。