nikkansports.com : スペインでやせすぎ女性モデル5人が失格
マドリードで18日開幕したファッションショーで、やせすぎとされた女性モデルが出演できなくなった。事前の身体測定で、BMI(体重÷身長の2乗)18以上の出演基準を下回った68人中5人が「失格」になった。「このままではナオミ・キャンベルも出られない」と困惑の声が出ているが、イタリアや英国にも規制の動きが出始めている。
この施策が最終的に目指すものについては何も問題がないと思っているというか、むしろ女性の過剰なダイエット志向から来る問題を早く解決してもらいたいと思っている。だが今回のこの騒動、逆効果になりやしないかと不安である。
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なぜかと言うと、やせすぎ検査というかBMIが基準値を上回ったモデルさん達も、普通に考えれば滅茶苦茶痩せているからである。「だったら私は太りすぎ?」なんて曲解してしまう女性が出てきてしまっては元も子もない。モデルさんという限られた職種に就いている人間の中でのお話、ということをちゃんと理解させねばならない。
僕ごときがここに何を書いても世間に対して効果はないだろうが、「痩せなければ」という強迫観念にかられて健康を崩す女性がいるということは非常に悲しいことである。ましてはそれで死に至るなんて、どんなに悲しい死に方かと思う。人はいつか死ぬ、だから死に方は大切にしたい。いや、大切にしよう。
とはいえ男には解決できない種類の問題だなあと思う。