バスケ版ドーハの悲劇

ドーハの悲劇に例えたらサッカーファンに怒られそうだけど、あれはショックだった。

2006年FIBAバスケットボール世界選手権 ニュース : NZL vs JPN ゲームレポート

その後、折茂が3ポイントシュートを外したものの日本がオフェンシブ・リバウンドを取る。だが、竹内譲次がボールをターンオーバー。残り31秒、ディッケルが試合を決める大きな3ポイントシュートを沈め、日本は逆転負けを喫した。

第4クウォーターが始まるときまでは勝てるムード満々。12点差ついていたし。なのに大逆転されてしまった。勝てば決勝トーナメントだったのに。

この流れは当然NBAに挑戦中の田臥選手に白羽の矢が立つだろうと思っていたら案の定。

Yahoo!スポーツ – ニュース : わずか1勝日本代表に田臥を/世界バスケ

初の自国開催で目標にしていた決勝T進出が消えた日本は、NBA復帰を狙って米国で活動中の田臥を柱にして北京五輪予選に向け再発進する。23日のニュージーランド戦は、精神的な弱さが出て18点差を逆転されて負けた。日本バスケットボール協会の強化担当、石川専務理事は「彼がいれば勝てていた。あのキャリアが必要」と言った。

気持ちは分かるんだけど、今回日本チームで誰が活躍出来ていた選手の一人は間違いなく、同じポイントガードの五十嵐選手なんですよ。しかも彼はプレースタイルも田臥選手と違って点を取りにいくタイプ。周りを活かすタイプの田臥選手だったら意外ともっと点が取れていなかったんじゃないかな。日本の強化ポイントはインサイドだと思うけどなぁ。

まあでも田臥選手には是非日の丸は背負ってもらいたいのではあるが。

Yahoo!スポーツ – ニュース : わずか1勝日本代表に田臥を/世界バスケ

日本は高さ不足でリバウンドを奪えない現実も直視し、米国出身で日本国籍を取得した松島ウォルターブラウン(三菱電機)エリック・マッカーサー(アイシン)を招集する構想もある。パブリセビッチ監督との契約は今大会で切れる。アイシンの鈴木貴美一(きみかず)監督を次期監督の最有力候補に絞り、9月中旬の理事会で決定する見通し。世界から取り残された日本が、新戦力を加えて再スタートする。

喜美一監督、良いですね。アイシンの大躍進を今度は日本代表に。アイシンの大躍進について知りたい方は、下記書籍をどうぞ。バスケファンのみならず、「おっさん奮起モノ」ファンの方は必見(笑)。非常に感動できる物語です。そう言えばこれの映画化の話ってどうなったんだろう。

ファイブ

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