「誰が作るんですか?」という当たり前の質問が出ないのはなぜだろう。
CNET Japan : 国産検索エンジンはなぜ必要なのか?–経産省担当者に聞く
まず大きく分けて、技術的なことを検討するグループと、ビジネスモデルを考えるグループがあります。技術としてはパーソナライゼーション技術、大規模コンピューティング技術、検索エンジンのためのマイニング技術やオントロジー技術の3つが中心になるでしょう。
もし聞いたとしても個人名ではなく企業名が出るかもしれない。だが考えてみて欲しい、Googleの最初の基盤はラリーとペイジの二人で作ったんだ。素晴らしい価値というものは会社から生まれるものではなく、個人から生まれるものだ。そしてその価値が会社を作るという構造に世の中はなっている。Googleに挑戦するというのであれば、一にも二にも「こんだけすんげーエンジニアや研究者を用意してますから」という言葉を聞かないとイマイチ説得力が出ないだろう。Googleこそそういう理念が服着てあるいているような企業な訳だし。
またどうも様々な企業や大学を組み合わせてプロジェクトを進めていくようだが、それに伴っておきる利害関係の衝突からくる対立や、コミュニケーションコストの増大を考えると、どうもこれが上手くいくようには思えない。
僕だったらはっきり言って、政府の資金として有望なベンチャーに出資する、もしくはかれらを優遇する措置をとります。または例えばインタビュー中に出てきた京大の研究者に起業させます。