コマネチ大学数学課(美術館定理とトイレットペーパー)

二回連続で見逃してしまった。深夜帯なので録画しなければならず、いつも金曜日の朝に「しまった」と思うのだが手遅れ。来週こそ見逃さないようにしないと。

薫先生の日記を見ると、視聴率がすごい事になっているらしい。

薫日記 : 4.2%だって(汗)

コマネチ大学数学科は、中村センセの美術館定理の回が、とうとう視聴率4.2%になった。
瞬間視聴率は5%を超えていたそうだ。

深夜帯では信じられない数字なのだそうだ。

深夜番組はCDで例えるとC/Wの曲の面白さがある。所謂A面の曲はビジネス的な配慮、つまり「売る。売れなければならない」ということを前提にした角が取れてしまっている曲が多いのに対して、B面(C/W)の曲はそのアーティストが好き放題やっている場合がある。非常に面白い曲が多いのだ(余談ですが、ピンクレディーのUFOはもともとB面用の曲だったそうですね)。
同じような「好き放題さ加減」を深夜番組にも見て取ることができるが、ゴールデンというA面側に回ったとたんにつまらなくなってしまう番組を今まで何本も見てきた。視聴率がTV業界の最大の感心ごとであるのでいたしかたない部分はあるのかもしれませんが、この番組にはこの空気を守って欲しいと思う。

ちなみにDanさんのところに薫先生がコメント付けてにわかに盛り上がっている。

404 Blog Not Found : コマネチ大学数学科第10講へのコメント

制作サイドには、不可能図形のパズルとか、ディラックのベルトトリックとか、「ファインマンの手紙」の虫喰い算の問題(そのままだと二時間はかかるので、簡易版)とか、いろいろ提案しているんですが、放送が1年間の予定ということで、そういった超難問は、すべてペンディングになっています。

また、深夜帯で好きにできるからこそ面白い、という点も全く同感です。

ご指摘の点、担当ディレクターに、メールで伝えるようにしますね。

(うー、超難問、やりたいよー)←ホンネ

なるほど、当分ネタ切れの心配はないと思っていて良さそうだ。あとは30分枠の番組に難問をどうデフォルメするかが問題になりそうですね。僕は難問にはついけなさそうですが…。