梅田望夫がブロガーと語る「ウェブ進化論」第二部

2006-02-07で公開されているポッドキャスティングの第二部を聴きました。

結局今後はSNSなりWEB2.0的な新サービスなりをどのようにお金にしていくのか?というところにみんな関心があるし(知的な関心も含めて)、探っているんだなというところが議論を聞いた感想でした。

梅田さんが「Googleの次に来る流れが会社なのか分からない」というコメントを残されていたが、ネットの世界の傍観者の一人として「世の中の役に立つ」ということと「会社として儲ける」ということの関連性がどんどん希薄になっていっている印象を強く持つ。テレビやラジオを作って売っていた時代と比べれば隔世の感があるだろう。社会貢献の出来る会社を起業したいとか、そういう会社に入りたいという若者のキャリア選択は今後さらなる困難を極めるだろう。

以下の梅田さんのコメントが印象的でした。

  • マクロで社会の流れを見て、その流れに対してコレクトな会社に投資しても上手くいったためしがない
  • Google、Amazon、eBay、Yahoo!の列強にWEB2.0スタートアップは飲み込まれてしまうのか?小さなIPOをするのか?Googleに代わる企業はしばらく出ない
  • Googleの次は本当に会社なのか?そこに確信が持てない