二十代は模索のときブログ」カテゴリーアーカイブ

アメリカ国歌斉唱集

シリコンバレーからの手紙 : グーグルとテレビ局の権利交渉の本質

「私がいままでに聞いたアメリカ国歌の中で、スティーブン・タイラーが球場で歌った国歌がいちばん素晴らしかったのよ」

YouTubeで見てみたら、ホントすげぇ。この人が歌うと国歌でもロックになっちゃうんだもんな。こういう人間をロックンローラーって言うんだろう、きっと。

ついでだったんで、他の歌手による国歌斉唱も探してみた。

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日本はイノベーションの弊害を受け止める度量を持て

Winny判決で再度実感した訳なんだけど、日本という国はほんとイノベーションを起こすのに向いていない国だ。それはなぜかというと、結局「イノベーションが起こす弊害」を許容する度量がまるでない。既得権益がどうとか従来の産業構造がどうとかそういう分析もあるんだろうけど、結局「何か悪いことが起こるくらいだったら今までと同じやり方でいい」的な空気がどうも蔓延している。

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会田雄次「アーロン収容所」

アーロン収容所 (中公文庫)

アーロン収容所 (中公文庫)

僕は日本人として、この本に対してどういった感想を持つべきか。

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今年の一冊を読もう

毎年末に「今年の一冊」を独断で選んで読むという習慣を、ここ三年続けている。正直適当にベストセラーを選んでおり、特に深い意味はないのだが、「今年の一冊を自分で選ぶ」という行為に何がしかの意味がありそう、というか単に面白い(今風に言えば普通に面白い)ので今年も続けてみる。

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村上龍「日本経済に関する7年間の疑問」

日本経済に関する7年間の疑問 (生活人新書)

日本経済に関する7年間の疑問 (生活人新書)

本書を読むまで知らなかったが、村上氏が経済をテーマにメーリングリストを配信していたようであり、その編集長も務めているらしい。本書はそのメーリングリストの内容をテーマ別にまとめたもの。

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研究開発は犯罪開発じゃない

MSN毎日インタラクディブ : ウィニー裁判:元東大助手の金子被告に有罪判決 京都地裁

匿名性が高いファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」の開発・公開で映像データなどの違法コピーを助長したとして、著作権法違反のほう助罪に問われた元東京大助手、金子勇被告(36)=東京都=に、京都地裁は13日、罰金150万円(求刑・懲役1年)の有罪を言い渡した。氷室眞裁判長は「利用者の多くが著作権を侵害することを、明確に認識、認容しながら公開を継続した。影響は大きいが、自身は経済的利益を得ていない」と理由を述べた。同交換ソフト開発者が「犯罪のほう助」で有罪となったのは全国で初めて。金子被告は控訴する。

極めて遺憾だ。

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渡辺千賀「ヒューマン2.0」

ヒューマン2.0―web新時代の働き方(かもしれない) (朝日新書)

ヒューマン2.0―web新時代の働き方(かもしれない) (朝日新書)

いつもブログ(On Off and Beyond)を楽しみに読ませて頂いている渡辺千賀さんの著書。ヒューマン2.0なんてどんな内容だろうと思ったら、氏のブログをまとめた形というか、シリコンバレーのワークスタイルについての内容だった。

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「コンピュータのしくみを理解するための10章」

コンピュータのしくみを理解するための10章

コンピュータのしくみを理解するための10章

おそらくコンピュータサイエンスを高校生や大学生に教える際、本書が入門書として適しているのではないかと思う。

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PythonでXMLを扱う(6)

SAXにてXMLの階層構造を扱う際、あるタグの内部に入ったことをフラグにて判断する方法があると思う。例えば以下のようにフラグを用いることで、hogeタグの内部に入ったのか入っていないのかを判断できる。

class SimpleHandler(ContentHandler):
def __init__(self):
self.inHoge = False
def startElement(self, name, attrs):
if.name == "hoge":
self.inHoge = True
def endElement(self, name):
if.name == "hoge":
self.inHoge = False

ただこれ、もうちょっとスマートに出来ないものかと、ContentHandlerを動的に変更することができないかどうか試してみた。それが出来れば、フラグを立てる代わりにhandlerを入れ替えてしまうという方法が取れる。

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PythonでXMLを扱う(5)

前回まではDOMを使っていたが、今回からはSAX(Simple API for XML)を使ってXMLを扱ってみる。DOMと違ってメモリ上にXMLファイルの情報を全て読み込むようなことはなく、順次読み込みを行い、読み込んだ内容に対して逐次イベントを発生させる仕組みのAPIである。

Wikipedia : Simple API for XML

XML文書をツリー構造として扱うDOMと異なり、一連のイベントとして表現するイベント駆動型のAPIである。したがって、アプリケーションが積極的にAPIにアクセスするDOMに対し、SAXではアプリケーションがイベントが来るのを待ち受ける受動的な動作が大部分を占める。

あるXMLを扱うアプリケーションを作成する際、DOMを使うかSAXを使うかは、両者のメリットデメリットをしっかり認識した上で扱うべきであるが、一般的に大きなサイズのXMLファイルであればSAXを用いた方が良さそうだ。

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