月別アーカイブ: 2006年12月

2006年を人生1/3の節目とし、次の1/3を考える

明日より多少忙しくなるので、おそらく本年最後のエントリとなるかと思う。
タイトルにもある通り、2006年12月31日を「人生の1/3の節目」と定めた。現在28歳なので、84歳まで生きることを前提とした計画であり、これを元に次の1/3、最後の1/3を考えていきたいと思っている。人間一旦こう定めると、次の1/3について真剣に考え出すから不思議なものである。

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高杉良「燃ゆるとき 会社蘇生」

燃ゆるとき 会社蘇生 (高杉良 経済小説全集)

燃ゆるとき 会社蘇生 (高杉良 経済小説全集)

経済小説家として有名な高杉氏の二作「燃ゆるとき」と「会社蘇生」が本書には収録されている。正直最初は「会社蘇生」というのはサブタイトルかと思ったが、そうじゃなくて別の物語だった。「燃ゆるとき」は同タイトルで映画になっており、以前に宣伝を見たときに読んでみたいと思っていたので購入。

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Apacheにmod_ptyhonを入れてみよう

今回はXMLの話題はお休みして、Apacheにmod_pythonモジュールを入れてみる。今後ここでテストプログラムを作るときは、この環境を利用して簡単なサーバプログラムとするかもしれない。

mod_python : Wikipedia

mod_python is an Apache HTTP Server module that integrates the Python programming language into the Apache server. It is intended to replace Common Gateway Interface (CGI) as a method of executing Python scripts on a web server. The promised benefits are faster execution speed and maintaining data over multiple sessions.

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中間という存在に関する一考

Tech Mom from Silicon Valley : 「大人」と「ウェブ世代」のはざまで考える

異なる世界をつなぐ役まわりというのは、例えば「メディア」と「テクノロジー」の間をつなぎ、突破口をつくったスティーブ・ジョブスのように、独自の役割がある。単に間にいるだけではダメで、ジョブスや梅田さんのように、両方からリスペクトされる存在にならないといけない。ということで、これが、今日の自分への戒め。

何かと何かの中間に存在する人や会社には確かに独自の役割がある。しかも両サイドの間に存在する壁が高ければ高いほど「単に間にいるだけ」でも実は役に立ってしまう。ただ中間という役割はゴールが特殊なので、「何かと何かの橋渡し」を自認する人はそれを覚悟しなければならない。

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今年読んだ中で面白かった新書を10冊を挙げてみる

もう年の瀬なので、今年読んで面白かった本を10冊挙げるというありがちな行動に出てみたいと思う。そのままだとありがち過ぎるので、新書に限定してみることにする。年内にもう少し読了する本がありそうだが、現時点で読了しているもののみを対象とする。特に順位は付けない。

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佐々木俊尚「ネットvs.リアルの衝突」

誰がウェブ2.0を制するか ネットvs.リアルの衝突 (文春新書)

誰がウェブ2.0を制するか ネットvs.リアルの衝突 (文春新書)

再び佐々木氏の新書。最近発刊のペースが早いので全てに目を通すことは不可能だししませんが、ベースにあるアイデアは殆ど同じなので、佐々木氏の文章を読んでみたいという方は、一番新しい本書をお奨めします。

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池田信夫「電波利権」

電波利権 (新潮新書)

電波利権 (新潮新書)

池田先生の本領発揮。
有限資産である「電波」を巡る放送・通信業界の産業構造を調べると、そこにある様々な「経済的な非効率さ」が浮き彫りになる。一若者として、本書を読んでまず感じるのはその産業構造を形作ってきた人間への単純な怒りである。

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アルファブロガーを探せ 2006

FPN : アルファブロガーを探せ 2006 のお知らせ

あなたがビジネスや事業の未来を想像したり、将来の自分を考えるために、「今年一年間」最もお世話になったブログを3つだけあげてください。

アルファブロガーを選出するイベントとのこと。真面目に選ぶとベタになりそうだが、真面目に選んでみる(まあネタで選んでも意味ないのだが)。

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佐々木俊尚「ウェブ2.0は夢か現実か?」

ウェブ2.0は夢か現実か?―テレビ・新聞を呑み込むネットの破壊力 (宝島社新書)

ウェブ2.0は夢か現実か?―テレビ・新聞を呑み込むネットの破壊力 (宝島社新書)

ネットに住んでいる人なら肌で感じていることと思うが、Winny、Skype、Google News、Open Sourceなど、ホンの10年前には皆が当たり前だと思っていた概念を突き崩すような技術や方法論がいまや世の中を席捲し、大変化を起こそうとしている。本書は話題になった新書「Google」の著者である佐々木俊尚氏にが、その大変化の予兆を纏め上げた記事集である。

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芳沢光雄「数学的ひらめき」

数学的ひらめき (光文社新書)

数学的ひらめき (光文社新書)

数学の伝道師、芳沢光雄先生の新書第三弾(僕が知る限りでは)。前二作と違い、今回は光文社新書からの出版。出版社が変わったことにより、少し内容にも変化をつけてきたようだ。

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