汎用的なマネジメントメソッド

先日勤め先でマネジメント研修なるものを受講する機会があった。講師はあるベストセラーの著者であり、今はその本に書いてある内容をコンサルタントすることを生業にしているようだが、以前はアメリカで起業し、その企業を売却するところまで持っていったことがあるそうな。
予想通りと言えば予想通りだし、当たり前と言えば当たり前のことだが、あの手の汎用的なマネジメントのメソッドなどというものは、あまりにも抽象化されすぎていて何の役にも立たないのではないかという感想を持った。「何も役に立たない」という意見が少し強すぎるのなら、「役に立つけれど、わざわざ言われるまでのことではない」という意見にしておく。