アルファブロガー : アルファブロガー2006 結果発表
僕もプログラマだし、自分が推薦したブログも技術系のものが含まれているのだが、やっぱりこのランキングを見るとどうも技術系に偏っているのが気になる。それに正直面白く読ませて頂いてはいるものの、id:naoyaとかid:jkondoがアルファブロガーなのかと言われると「う〜ん」というのが正直なところ。
まあでも「じゃあどう抽出すればよいのか」と問われても困るのだけれど。
「二十代は模索のときブログ」カテゴリーアーカイブ
Googleの開発マネジメント
慶応大学ビジネススクールの岡田正大氏がITPro Watcherにて「ネット世代の企業戦略」という連載を行っているが、現在Googleの開発マネジメントの話題を扱っており、結構刺激的だ。いくつか抜粋しておきたい。
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レスリー・A・ヤークス、チャールズ・R・デッカー「シアトルの伝説のカフェ」

- 作者: レスリー・A・ヤークス,チャールズ・R・デッカー,有賀裕子
- 出版社/メーカー: ランダムハウス講談社
- 発売日: 2006/12/02
- メディア: 文庫
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またシアトル系だということだけで本を購入してしまった。
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インド人はなぜゼロを見つけられたか

- 作者: 門倉貴史
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/01/06
- メディア: 文庫
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空いた時間を潰そうと購入。きちんと中身を確認しないで購入してしまい、数学系の本かと思っていたらそうではなく、インドを主に経済の面から紹介した本だった。まあエコノミストが書いているので当たり前と言えば当たり前なのだが。
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和田秀樹「バカとは何か」

- 作者: 和田秀樹
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2006/11/01
- メディア: 新書
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「人からバカと思われたくない」というのは大体万人の共通意識だと思うが、それを著者の和田氏は極端に恐れているという。そんな著者が「バカと呼ばれないにはどうすればよいか」、「そもそもバカとは何か」、「バカにはどういう特徴があるのか」を氏の豊富な知識を用いて分析した本。氏がバカについて考えた過程がここにある。
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NHKスペシャル「グーグル革命の衝撃」
http://www.nhk.or.jp/special/onair/070121.html
昨晩録画し、今朝確認。色々突っ込みどころはありますが、全体としては佐々木俊尚氏の著書と大体同じかな、という感想を持った。内容があまり批判的なものでなかったのには少し驚いたというか、もう少し「ネットの否定的側面」が強調される内容が含まれるかと思ったがそうでもなかった。グーグル八分も取り扱われていたものの、否定的な側面からの報道ではなかった。まあ強いて言えばゲールさんのグーグル中毒か。
それにしても検索ランキング向上策でページが汚れるなんて絶対嫌なのだが、検索結果が死活問題となる企業にとってはそれどころではないのだろう。なんか資本主義の嫌な面を見たようで気分が滅入った。
今回の納豆騒ぎのような事件で僕が感じる疑問
先日たまたま書いた納豆に関するエントリでも言及したあるある大辞典の放送が問題になっているようだ。正直くだらない騒ぎだと傍観しているし、番組がどう転ぼうが知ったことでもないのだけれど、この件に顕著なのだが、気になることが二つばかしあるので一言。
- 科学的知識の無い人間ほど、科学的な根拠(一見そう見える)に弱いのはなぜなのだろう?
- 「効果がある」というのはどれくらいの閾値を超えたら使ってよい形容詞なのだろう?
佐藤優「獄中記」

- 作者: 佐藤優
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2006/12/06
- メディア: 単行本
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佐藤氏自身も本書で書いていたと思うが、本書のような獄中体験記を読み進めていると、まるで自分が獄中にて執筆活動でも行っているかのような追体験が出来てしまう。もちろん物理的な環境は異なっているし(本書のほとんどは通勤電車で読んだ)、自分が佐藤氏のように獄中にて真摯に自分と向き合ったり、語学の向上に取り組めるかどうかは自身が持てないが、それでも彼の体験を少なからず吸収できた気がする。やはり読書というのは素晴らしいものだ。
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消えた納豆
なんかかなりどうでも良い話題なのだが、僕はおそらく15〜20年くらいほぼ毎日納豆を食っている。僕の納豆好きはかなり親戚では有名で、まあ自分でもそう思うけどちょっと異常に好きであり、毎食2パックくらいだったら楽々食べられる。アメリカ行ってた期間は、何が恋しかったって日本食が恋しかったのだが、その中でもやはり納豆に対する気持ちは強かったように思う。
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日本人の労働時間についての個人的な感覚
大西 宏のマーケティング・エッセンス : 日本人は働きすぎって本当でしょうか
前振りが長くなりましたが、OECDのレポートでは、単純に各国間の比較はできないという注釈はありますが、1990年あたりから日本の実労働時間は急激に減少しており、2000年あたりからはアメリカとほぼ同じ程度とはいえ、アメリカよりもやや労働時間は短くなっています。これって以前は結構話題になっていたはずです。
ホワイトカラー・エグゼンプションの導入を巡って、日本人の「労働」についての議論が様々なところで起こっており(例えば居酒屋とかでも)、個人的には色々と考える材料になるので中々楽しい。法案自体の良し悪しは僕の語るところではないが、こうした「変化」というのは少なくとも個々人の頭を一時でも働かせる力がある。
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