二十代は模索のときブログ」カテゴリーアーカイブ

中間という存在に関する一考

Tech Mom from Silicon Valley : 「大人」と「ウェブ世代」のはざまで考える

異なる世界をつなぐ役まわりというのは、例えば「メディア」と「テクノロジー」の間をつなぎ、突破口をつくったスティーブ・ジョブスのように、独自の役割がある。単に間にいるだけではダメで、ジョブスや梅田さんのように、両方からリスペクトされる存在にならないといけない。ということで、これが、今日の自分への戒め。

何かと何かの中間に存在する人や会社には確かに独自の役割がある。しかも両サイドの間に存在する壁が高ければ高いほど「単に間にいるだけ」でも実は役に立ってしまう。ただ中間という役割はゴールが特殊なので、「何かと何かの橋渡し」を自認する人はそれを覚悟しなければならない。

—–

続きを読む

今年読んだ中で面白かった新書を10冊を挙げてみる

もう年の瀬なので、今年読んで面白かった本を10冊挙げるというありがちな行動に出てみたいと思う。そのままだとありがち過ぎるので、新書に限定してみることにする。年内にもう少し読了する本がありそうだが、現時点で読了しているもののみを対象とする。特に順位は付けない。

続きを読む

佐々木俊尚「ネットvs.リアルの衝突」

誰がウェブ2.0を制するか ネットvs.リアルの衝突 (文春新書)

誰がウェブ2.0を制するか ネットvs.リアルの衝突 (文春新書)

再び佐々木氏の新書。最近発刊のペースが早いので全てに目を通すことは不可能だししませんが、ベースにあるアイデアは殆ど同じなので、佐々木氏の文章を読んでみたいという方は、一番新しい本書をお奨めします。

—–

続きを読む

池田信夫「電波利権」

電波利権 (新潮新書)

電波利権 (新潮新書)

池田先生の本領発揮。
有限資産である「電波」を巡る放送・通信業界の産業構造を調べると、そこにある様々な「経済的な非効率さ」が浮き彫りになる。一若者として、本書を読んでまず感じるのはその産業構造を形作ってきた人間への単純な怒りである。

—–

続きを読む

アルファブロガーを探せ 2006

FPN : アルファブロガーを探せ 2006 のお知らせ

あなたがビジネスや事業の未来を想像したり、将来の自分を考えるために、「今年一年間」最もお世話になったブログを3つだけあげてください。

アルファブロガーを選出するイベントとのこと。真面目に選ぶとベタになりそうだが、真面目に選んでみる(まあネタで選んでも意味ないのだが)。

続きを読む

佐々木俊尚「ウェブ2.0は夢か現実か?」

ウェブ2.0は夢か現実か?―テレビ・新聞を呑み込むネットの破壊力 (宝島社新書)

ウェブ2.0は夢か現実か?―テレビ・新聞を呑み込むネットの破壊力 (宝島社新書)

ネットに住んでいる人なら肌で感じていることと思うが、Winny、Skype、Google News、Open Sourceなど、ホンの10年前には皆が当たり前だと思っていた概念を突き崩すような技術や方法論がいまや世の中を席捲し、大変化を起こそうとしている。本書は話題になった新書「Google」の著者である佐々木俊尚氏にが、その大変化の予兆を纏め上げた記事集である。

—–

続きを読む

芳沢光雄「数学的ひらめき」

数学的ひらめき (光文社新書)

数学的ひらめき (光文社新書)

数学の伝道師、芳沢光雄先生の新書第三弾(僕が知る限りでは)。前二作と違い、今回は光文社新書からの出版。出版社が変わったことにより、少し内容にも変化をつけてきたようだ。

—–

続きを読む

PythonでXMLを扱う(7)

今回からはXSLT(Extensible Stylesheet Language Transformations)を使ってみることにする。まずいつもどおりWikipediaから(日本語版は情報少ないんで、英語版をリンクします)。

Wikipedia : XSL Transformations

Extensible Stylesheet Language Transformations (XSLT) is a Turing complete XML-based language used for the transformation of XML documents.

続きを読む

そういえばチャットはどこに行ってしまったんだろう

CNET Japan Blog – 江島健太郎 : グーグルが無敵ではないことはエンジニアだけが知っている

チャットはただのチャットだとみんなが思っているけれど、ぼくはチャットが検索と同じぐらいウェブのコア・ライフスタイルのひとつになるということを本気で信じている。

これ読んで、僕がインターネットを始めた時代の最大の疑問を思い出した。

—–

続きを読む

梅田望夫、平野啓一郎「ウェブ人間論」

ウェブ人間論 (新潮新書)

ウェブ人間論 (新潮新書)

遅ればせながら読了。って発売と同時にAmazonから届いて一時間ばかしで読み終えてはいるんだけど、献本された方々が速攻で書評を上げておられるので、どうも今更感が強いなあと思いつつも書いてみるとしよう。

—–

続きを読む