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今年読んだ中で面白かった新書を10冊を挙げてみる

もう年の瀬なので、今年読んで面白かった本を10冊挙げるというありがちな行動に出てみたいと思う。そのままだとありがち過ぎるので、新書に限定してみることにする。年内にもう少し読了する本がありそうだが、現時点で読了しているもののみを対象とする。特に順位は付けない。

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佐々木俊尚「ネットvs.リアルの衝突」

誰がウェブ2.0を制するか ネットvs.リアルの衝突 (文春新書)

誰がウェブ2.0を制するか ネットvs.リアルの衝突 (文春新書)

再び佐々木氏の新書。最近発刊のペースが早いので全てに目を通すことは不可能だししませんが、ベースにあるアイデアは殆ど同じなので、佐々木氏の文章を読んでみたいという方は、一番新しい本書をお奨めします。

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池田信夫「電波利権」

電波利権 (新潮新書)

電波利権 (新潮新書)

池田先生の本領発揮。
有限資産である「電波」を巡る放送・通信業界の産業構造を調べると、そこにある様々な「経済的な非効率さ」が浮き彫りになる。一若者として、本書を読んでまず感じるのはその産業構造を形作ってきた人間への単純な怒りである。

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佐々木俊尚「ウェブ2.0は夢か現実か?」

ウェブ2.0は夢か現実か?―テレビ・新聞を呑み込むネットの破壊力 (宝島社新書)

ウェブ2.0は夢か現実か?―テレビ・新聞を呑み込むネットの破壊力 (宝島社新書)

ネットに住んでいる人なら肌で感じていることと思うが、Winny、Skype、Google News、Open Sourceなど、ホンの10年前には皆が当たり前だと思っていた概念を突き崩すような技術や方法論がいまや世の中を席捲し、大変化を起こそうとしている。本書は話題になった新書「Google」の著者である佐々木俊尚氏にが、その大変化の予兆を纏め上げた記事集である。

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芳沢光雄「数学的ひらめき」

数学的ひらめき (光文社新書)

数学的ひらめき (光文社新書)

数学の伝道師、芳沢光雄先生の新書第三弾(僕が知る限りでは)。前二作と違い、今回は光文社新書からの出版。出版社が変わったことにより、少し内容にも変化をつけてきたようだ。

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梅田望夫、平野啓一郎「ウェブ人間論」

ウェブ人間論 (新潮新書)

ウェブ人間論 (新潮新書)

遅ればせながら読了。って発売と同時にAmazonから届いて一時間ばかしで読み終えてはいるんだけど、献本された方々が速攻で書評を上げておられるので、どうも今更感が強いなあと思いつつも書いてみるとしよう。

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会田雄次「アーロン収容所」

アーロン収容所 (中公文庫)

アーロン収容所 (中公文庫)

僕は日本人として、この本に対してどういった感想を持つべきか。

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今年の一冊を読もう

毎年末に「今年の一冊」を独断で選んで読むという習慣を、ここ三年続けている。正直適当にベストセラーを選んでおり、特に深い意味はないのだが、「今年の一冊を自分で選ぶ」という行為に何がしかの意味がありそう、というか単に面白い(今風に言えば普通に面白い)ので今年も続けてみる。

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村上龍「日本経済に関する7年間の疑問」

日本経済に関する7年間の疑問 (生活人新書)

日本経済に関する7年間の疑問 (生活人新書)

本書を読むまで知らなかったが、村上氏が経済をテーマにメーリングリストを配信していたようであり、その編集長も務めているらしい。本書はそのメーリングリストの内容をテーマ別にまとめたもの。

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渡辺千賀「ヒューマン2.0」

ヒューマン2.0―web新時代の働き方(かもしれない) (朝日新書)

ヒューマン2.0―web新時代の働き方(かもしれない) (朝日新書)

いつもブログ(On Off and Beyond)を楽しみに読ませて頂いている渡辺千賀さんの著書。ヒューマン2.0なんてどんな内容だろうと思ったら、氏のブログをまとめた形というか、シリコンバレーのワークスタイルについての内容だった。

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